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「どうもー、アシスタントの白石みのるでっす♪」 『涼宮ハルヒの憂鬱』の谷口役で一躍有名になった男性声優、 白石稔 氏をモデルにした、 アニメ版『らき☆すた』オリジナルキャラクター………っつーか御本人。 担当声優は当然ながら白石稔氏。実写版では鳴沢賢一氏が演じている アニメ版『らっきー☆ちゃんねる』*1にて小神あきらのアシスタントを務めており、 黒化した彼女から度々いじりと言う名のいじめを受けている。 仕舞いにはあきらにパシられ長い間樹海をさまよった(「富士山の湧水汲んできて」と言われた)挙句、 アシスタントの座を小野だいすけに奪われていた事に激怒。スタジオを破壊しあきらに襲い掛かる等暴走しており、 最終的にあきら共々ゴットゥーザ様に説教を受けた、 その後はパシリを脱却したらしく、あきらには絶対服従ではなく辛辣な意見や通せないワガママには怒鳴り返すようになった。 一応アニメ本編にもさりげなくだがこなた達と同じクラスで登場している。 もっとも修学旅行で汚物係だったりと、『らっきー☆ちゃんねる』での扱いに勝るとも劣らない酷い扱いだが……。 白石稔氏自身もあきら役の今野宏美女史や、柊つかさ役の福原香織女史と共に後期のEDに実写で登場したりと、 正に『らき☆すた』のネタアニメ化に一役買った人物と言える。 ……無論、あきらの黒化同様に原作ファンなどから受けた批判も酷かったが。 ちなみに、アニメ以降は原作漫画においてあきらから白石の存在について言及されたり、 情報コーナー版では遂に原作者自身による白石が描かれたりもしている。 ただし、原作漫画本編には滅多にあきらが登場しないため、今後も白石が登場するかというとかなり微妙である……。 ちなみにアニメ版『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』にも谷口が登場する上、 ギャグアニメなためか白石みのるっぽい背景キャラクターが登場している(ちなみにその回は白石稔氏がモブのCVを担当していた) 「に゛あー!!ふぅざぁけるなあああ!!!」 ゲームにおける白石みのる PS2用ADVゲーム『らき☆すた 陵桜学園桜藤祭』の予約特典である、 PC用ゲーム『らき☆ばと』に原作キャラを差し置いて隠しキャラとして登場。 何故か『モータルコンバット』よろしく白石稔氏本人の実写画像を取り込んだキャラとして異彩を放っていた。 MUGENにおける白石みのる お家氏による『らき☆ばと』仕様のものが存在していたが、現在は同氏製作の他の『らき☆ばと』キャラ共々公開停止。 数々のネタ的必殺技はMUGENでもしっかり再現されており、 特に「俺の背中が真っ赤に燃える」と叫びながら突進する自爆ゲージ技の「WAWAWAミラクルみのルンルン」は、 一定時間無敵となり前方に少し移動しながらしばらく後に自爆するというAI殺し技であり、 これにより相手と距離を詰めながら爆発に巻き込むという形で猛威を振るっている。 但しこの技、相手を巻き込まなければ自分がダメージを食らうだけという中々のバクチ技となっている。 AIもデフォルトで搭載済み。 参考動画 出場大会 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 自作AI搭載キャラでトーナメント 電波的な彼女彼氏他のトーナメント オリキャラ&版権キャラでタッグトーナメント ACG主題作品別MUGEN大會 オールスターゲージ増々トーナメント ほぼ作品別トーナメント【総勢128チーム】 第3回遊撃祭 ゲージ増々タッグトーナメント なにが論外・神・狂だよ!!!弱キャラ大会しろオラァァ!!! MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 出演ストーリー ディオ・ブランドーは落ち着けない 人造生物03RIA-紅 最後に、当然の話だが白石みのるのモデルである白石稔氏は実在する人物である。 MUGENを含む二次創作を他所に持ち出し、当人やその関係各所に迷惑を掛ける事は絶対に許されない行為である事を忘れてはならない。 使用する場合はネタをネタとして楽しみつつ、失礼の無いよう節度を持った振る舞いを心がけよう。 *1 ラジオ版でもあきら役の今野宏美(小神あきら名義)女史と白石氏の二人で番組進行をしている。
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ユスティニア あきら様。でも別にあのあきら様ほど怖くない。いや、実は商会の姿は猫かぶってるバージョンなの・・・か?商チャの話題をちゃんと毎回拾ってくれる優しいお姉さん、ってかんじです。ものすごく親身に話を聞いてくれるので頼りになります。姐御と呼ばせてください! サラ リアルフレ。最初は船で移動するのも面倒くさがってたから、こんなにはまると思わなかったw今じゃ冒険LV抜かれてるし・・・・(´・ェ・`)主婦仲間で、よく晩御飯のメニューとか昼間に決めている。もうすぐママ仲間になるから、あんまりINできなくなっちゃうだろうなあ。 私とは微妙にジャンルが違うけど、腐女子仲間!!Σd(ゝω・o)イェイ☆ ぎぶそんさん ツッコミが最近強烈になってまいりました。手を広げて頬を掴み )゚o゚( みたいな顔を作らされるわけですが、徐々に力が増してきているというか。手加減がなくなってきたというか。昔ゲーセンで握力20なくて、ほえ~って思ってたのが夢のようです。今は普通に30台に見え・・・ゲフンゲフン。
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「ジュース買ってきてー」 はいはい。 「何よコレ。めちゃくちゃ身体に悪そうな色じゃない!」 あきら様の好きな青色ですよ。 「ふざけないでよ。買い直し。ほら、さっさと行ってきてよね」 はいはい……。 / 「白石さんの彼女って、どんな人なんですか?」 あきら様は時々おかしな事を言う。 僕に彼女はいないって、わかってるでしょうに。 それなのに「彼女いるんでしょ?ね?ね?」って訊いてくる。 何なの? サドなの? もちろん周囲の仕事仲間にも話し声は聞こえていて、誤解は着々と広まっている。 おかげで「白石君。最近、ひーちゃんとは上手くいってる?」などと声をかけてくるスタッフまでいた。 すみませんが、それは架空の人物ですよ。K山さん。 / 「このゲーム何回やってもクリアできないからさー、あんたやってみてよ」 バイト帰りに呼び出され、僕はあきら様の家に行った。 家に着いてからようやく聞かされた理由は、そんなつまらないものだった。 疲れているのだから帰りたいけれど、そんな事をすれば間違いなくあきら様は怒るだろう。 僕は心の中で溜息を吐きながら、彼女の家族に挨拶をして家にあがる。 中学生のあきら様は家族と一緒に暮らしている。 だから問題は無いのかも知れないけれど……単語だけを抜き出してみるとアヤシイ感じがするのだ。 中学生、部屋で二人きり、家族公認、男に跨る少女。 「あきら様。セーブ箇所を間違えた事は謝ります」 だから、マウントポジションで殴るのはやめて頂けないでしょうか? / あきら様から借りた、というか借りさせられたゲームが進まない。 消してしまった部分まで物語を進めなければいけないのだが、二十時間やってもたどり着けない。 イベントを何度も見られるように保存をしていたようなのだが、それはだいぶ後半にあるらしい。 僕はそれから更に十五時間を費やして、あきら様が進めていた所まで来た。 感無量だ。 最初から通してゲームを遊んだおかげもあって、ストーリーにも共感できる。 ふむふむ、最後のボスを倒して一段落してからのデートイベントか。 折角だからここだけネーム設定を変更して、僕らの名前を入れてみようじゃないか。 あきら『べ、べつに、あんたに楽しんでもらいたかったわけじゃないわよ』 ……うーん、微妙だ。あきら様にツンデレは似合わないのかな。 / ラジオ番組の収録後、僕はあきら様に「今日も可愛いですね」と言ってみた。 「知ってるわよ」 彼女の返事はその一言だけ。 照れて顔を赤らめるわけでもなく、真顔で答えられてしまった。 なんだこれ? / 今日はM岸さんから新しい噂について教えられた。 僕が付き合っている女の子は、犯罪になってしまう程に年下らしい。 というか、既に逮捕されてしまうような事をした後らしい。 違うんですよ。噂とか、全部嘘ですから。 樹海に行く前に渡されたお守りは『安産祈願』でしたけど、関係ないですから。 / あきら様が不機嫌だった。 「酒」 お酒は二十歳になってからですよ。 「タバコ」 煙草も二十歳になってから。 「指輪」 それは十六歳まで待ってください。 「いや、いらないけど……。っていうかさ。そもそも買うお金あるの?」 ないですよ。 「あんた、一生結婚できそうにないわね」 そこは似てますよね。僕たち。 / 花見をしながらの暴露大会。 一番手は僕、二番手も僕、三番手も僕。以下、繰り返し。 そろそろネタも尽きたので、嘘の話をするしかなくなる。 えっとですね、もう卒業しちゃったから会うこともないんだけど、好きな人がいたんですよ。 「高校に?」 ええ。柊さんって言う、一緒にいるだけで毎日が楽しくなりそうな女の子でした。 「あんたは女の子に幻想を抱いてたりするから、きっとそれも『なりそう』ってだけよ」 そうかもしれませんね。 「うん。きっとそうよ」 はい。じゃあ、次の話を。いま言ったたことは全て作り話です。 / 春になって、また一つの噂が流れた。 K山さんによると、どうやら僕は結婚したらしい。 架空の恋人が「まだ小・中学生」だという設定は、いつ消えたんだろう? 噂の発生源はわかっているけれど、訊いてみるべきなのかは悩む。 考えながらあきら様を見つめていたせいで、視線に気づいた彼女からボールペンを投げられた。 / 占いAの結果、意中の人に告白をすると良いでしょう。必ずうまくいきます。 占いBの結果、恋愛運は絶好調。告白をする最大のチャンス。 占いCの結果、プロポーズをすると良いでしょう。 ……さすが、あきら様から借りた雑誌。参考にできる結果が一つもない。 / 「あんた、私の下僕よね?」 違いますよ。あきら様。様を付けて呼んでいるからって、ひどい誤解です。 「何でも命令を聞く?」 聞き流します。叶えません。 「お願い。じゃあ、一個だけだから」 まあ、それくらいなら……。 「よし、じゃあ願い事を百個に増やす」 ああ、なるほど。いつもこうやって僕が負けていますね。 / またもやラジオ収録後。今度は更に唐突に。 「今日は一段と美しいですね。あきら様」 「知ってる」 即答。 また負けた。 何に負けたのかすら、わからないけれど。 / バレンタイン。 お金を借りて、それを貴金属の類に変換してあきら様に返却した。 そのはずなのに、借金は少しも消えていない。 とても、理不尽な話。 終わり
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白石みのる 年齢:18歳 性別:男性 階級:小者(?)→足軽組頭(第55話) 芸人として、小神あきらと共に諸国を放浪していたが、突然あきらが武人を志して仕官。 置いてけぼりになって、仕方なく1人で芸の道を生きていたが、 『南蛮かぶれの奇声をあげる狂言師』と蔑まれてからは、全く売れずに 美保関港に流れ着いた所で、つかさと出会った。 その後は、小早川家に仕官をするものの、 直臣ではなく、みゆきの臣下として採用されて、速攻で奉行所に送り込まれた。 後に、内政と築城に高い素質を見せるが、 彼が一夜にて作り上げた浜田城は、見るも無残な有様であったという…。 第55話にしてやっと武将として認められ、足軽組頭として登用された。 現在はつかさ付きの家臣として、土佐・岡豊城に身を寄せている。 呼ばれ方 「白石さん」「白石君」「白石」「白石殿」「セバスチャン」 統率57 武勇58 知略67 政治85 義理99 忠誠100 足C 騎C 弓C 鉄D 計D 兵B 水C 築S 内A 名前 コメント
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「おわったぁ…おつかれさまでした~」 番組の収録が終了した帰り道。 ふとあきら様が白石を見ていった。 「白石、ちょっとさー、晩飯作って。」 「うえっ?!」 二歩後ずさりする白石に、 畳み掛けるようにあきら様は質問する。 「白石ー、晩御飯作って。」 「…わ、わかりました…うぅ…」 「じゃ、仕方ないから一緒に帰ろうぜ」 「は、はい…」 肩を掴む手の強さに違和感を覚える白石。 にやにやと顔を近づけるあきら様。 顔が近いことに、白石の心臓がおかしくなりそうな音を立てる。 「ちょ、ちょっと、あの、お手洗い行って来ます!」 「おぉ?いってらっしゃい…」 白石は女子トイレに駆け込む。 思いっきりドアを閉めて、ドアに背中を預ける。 「……な、なんで…?」 家に彼が来るなんて思ってもいなかったらしく、 相当動揺しているようだ。 動揺しているのはいいのだが。 「やばっ…い、よっ…」 とりあえず髪を整える。 さらさらな髪は、撫で付けるだけで するり、癖がなくなった。 とりあえず、胸に手をあててみる。 心拍数が異様だ。 で、だ。 何すればいいのかということを考えていた。 晩御飯?晩御飯作るの? 白石は頭を抱えながら、髪をまたぐしゃぐしゃとしていた。 「晩御飯…カレーにしよっかな…」 「あの、散らかってますけど、気にしないでくださいね?」 「気にする。」 たまねぎを購入してから白石はあきら様を連れて帰る。 確か…鶏肉があったはずだから、それでカレーを作れば良い。 ご飯はあるのだろうか。 「はい、到着…チキンカレーですが、食べられます?」 「あぁ、大丈夫。」 好き嫌いを心配した白石。 そんな心配は要らなかったようだ。 「あ、あの、私、着替えてきてもいいですか?」 「どぞー」 ぱたん、と戸が閉まり、2分後に出てきたのは、 長袖・半ジャージにエプロンをした女の子だった。 「さてと、作りますか…」 「なんだっけ、何作るんだ?」 「チキンカレーですってば!!」 「なぁ白石。」 「な、なんでしょうか?」 「お前…、にんじんでかくないか?」 「そうですか?!」 白石の肩に顔を乗っけるあきら様。 あきら様は、まな板の上の野菜たちを見て、ちょっとため息をつく。 肩に体重をかけつつ、腕をゆっくりと白石の腰にまわす。 びく、と白石の体が震える。 「お前さぁ、」 「は、はい?」 「なんで、俺のこと、家に入れたの?」 「なんでって…ご飯…」 握っていた包丁をまな板の上に落とし、体を強張らせる。 後ろから抱きしめられたことなんて、なかったのだから。 なんでって? その先を、想像してしまうから。 するする、と手が胸に上がってくる。 むにむに、とその手が動く。 「あ、んっ…あ、あきら様っ…」 「ずっとこうして欲しかったんだろ?」 「ちが、うっ…あっ…」 「ジャージの上からでもわかるくらいになってるじゃねぇか。」 「そ、それはっ!や、やめてくださいっ!」 ぱん、と音が鳴る。 あきら様の手を白石の手が払う。 ちっ、と舌打ち一つしてから、 「俺に、刃向かうつもりか?」 「……!」 白石が置いた包丁は、あきら様の手に握られていた。 そしてその刃先は、白石に向けられていた。 「や、やだ、あきら様……?」 「お前、本当に俺が飯食べにきたとだけ思ってるわけ?」 「えっ?違うんですか?!」 包丁を持っていないほうの手で、 白石の胸を揉みしだく。 「や、んっ…」 「お前ノーブラか?やけに柔らかいな。」 「や、だ、やめて、下さい…」 「お前、分かってたんじゃねぇのか?何も分かってないで男を部屋に入れるなんて、お前もアホだなぁ…」 「や、ダメ…です、離してっ!!」 白石の白い手が、自分の胸を掴む手を払うと同時に、刃先が、白石の手を擦る。 赤い血が滲み、ゆっくりと痛みを覚えさせる。 「いたっ……!」 「まだ、俺に従わないつもりか?」 ドスのきいた声。 静止する二人をよそに、炊飯器が、自分の仕事を終えたことを主張した。 それが合図だったのか、あきら様の声の調子が180度変わる。 「あーあ、俺に逆らうから切れちまってんじゃねぇか。舐めてやるよ…ほら、貸しな?」 「……い、いや…っ」 傷ついた右手の甲を、赤い舌が這う。 「俺、知ってるんだぜ?」 「なに、を…?」 あきら様はにやにやしながら、右手の甲を舐め続ける。 ふと離して言った言葉に、白石は凍り付く。 「お前、スタジオのトイレで俺の名前呼びながらオナニーしたことあるだろ。」 「………!!」 483 名前:「好きなのに、愛されない」2/6[sage] 投稿日:2008/01/20(日) 11 52 02 ID RVTC0Hx2 緑色の目が見開かれる。 確かに、何度か…何度もしたことのあることをズバリ言われ、冷や汗が白石の頬を伝う。 「どうして……」 「だから、お前の望みを適えに来てやった、ってわけ。有難いと思えよ?」 「や、あっ…」 首筋をそっと舐めながら、また胸を揉む。 そして、硬くなった乳首をぎゅ、と摘む。 「ひあっ!」 「どうしたー?これか?」 台所に手を着いて身をよじらせる。 ふと、そんな中、白石は考えたことがあった。 「あの、あきら様…」 「ん?」 「あきら様は、私のこと、どう思ってるんですか…」 「どう?」 あきら様は不思議そうな顔をして白石を覗く。 「お前は俺のアシスタントだろ?」 「え?えぇ…」 「だから、お前は俺の言うことだけ聞いてりゃ良いんだよ。」 白石の口が開く。 呆然とするしかなかった。 「誰かにこのこと、告げ口してみ?お前の首、飛ばしてやるから。」 右手の指先で、白石の首を、横になぞる。 「こう、なりたくないなら…俺の言うこと、よーく聞けよ?」 「……でも、これだけは言わせて下さい…」 「んだ?」 白石はゆっくり、呟くように言った。 少し、声がうわずっている。 「私、あきら様のこと、大好きです。」 「はぁ?」 「一人の人として、好きなんです…」 精一杯の言葉だった。 本当はこんなことは言いたくなかったのだろう、 まさか、単なるアシスタントとでしかみられてなかったなぞ、考えてもいなかったのだろう。 「でも…もう、諦めました…」 ふふ、と、悲しそうに、白石は笑った。 しかし、冷たい声が、耳を通り抜ける。 「所詮、お前は俺のアシスタントだからな。」 「そう…でしょうね…」 声が震える。 たまらなくなって、堪えきれず、白い頬に一粒、また一粒と、涙が落ちる。 「っく…ひっく…」 「白石?」 泣いてる意味が理解出来ず、あきら様はただ、白石の震える肩を眺めた。 「なんでも、ないですっ…ひっく…」 好きだから、するものだと思っていたのに。 好きでもないのに、されることを思うと、胸が痛くなった。 愛されないことを知った女は、目に涙をためて。 「あきら様…」 まな板の上の野菜たちをぼんやり眺めながら、こう言った。 「もう、私のこと、好きにしてください…」 「お前、先にカレー作れよ。」 「えっ?」 もう来るかと思って身構えた白石だったが、意味がなかったらしい。 先にカレーを作れと。 きょとん、とするしかない白石に、あきら様は繰り返した。 「カレー。」 「は、はい…」 「ただし。」 とんでもない命令を突き付けた。 「裸エプロンでな。」 「はえっ?!」 「今ここで脱げ。」 「…………」 「さっさとしろ!」 「………はい」 エプロンを外し、椅子の背にかける。 あきら様に背をむけ、上のジャージを脱ぐ。 下も、下着ごと、一気に脱ぐ。 エプロンを持った瞬間。 「白石、こっち向かないのか?」 「……!」 14歳の子に、まだ見せたことのない裸を見せるなんて、思ってもみなかった。 白石は、エプロンを胸と下半身にあて、くるり、とあきら様に見せる。 「そのエプロンが邪魔なんだけどなー」 さっきとまた声の調子を変えた。 優しい声と、その内容のギャップに、白石は戸惑いを隠せないでいた。 エプロンを右手にまとめて持つと、観念したように、緑の目を閉じた。 「うん、可愛い可愛い。恥じらう感じが、また良いんだよなぁ…」 本当は怖くて仕方なかったが、恐る恐る白石は目をあける。 目の前のあきら様は、よしよし、と白石の頭を撫でた。 「可愛いよ、みのる…ほら、エプロンつけてあげようか?」 「………はいっ」 恥ずかしさで白い頬が赤くなった白石に、ピンクのエプロンをつける。 あきら様は何故か上機嫌で、にこにこしながらエプロンの紐を結ぶ。 「さてと、ほら、みのる、カレー作って♪」 「あ、はい…」 裸エプロンをした白石の腰に両手をまわすあきら様。 そして、あきら様はねちねちと責めることを開始した。 「みのるって、うなじ白いよな」 「えっ…あ、んんっ…!」 鍋のなかに収まった肉をしゃもじでつついていた白石の手が止まる。 後ろからうなじに吸い付かれ、胸をやんわりと揉まれては、そんな声しか出ない だろう。 「あ、あきら様っ…ん…」 胸をなでまわしながら、耳にかじりつく。 声を出すのも我慢したくても出てしまう。 「白石、手、止まってるぞ?」 「あ、んっ、すいません…」 急いで肉をかき混ぜ、野菜を投入する。 肉がこんがり焼けてしまっていた。 「なぁみのる~」 「…はい」 「お前の手が止まると、カレーが美味しくなくなるんだぞ?」 「ご、ごめんなさい…」 「みのるには、お仕置きが必要かな…」 あきら様はにやり、と笑うと、白石のおしりを撫でる。 その感覚を楽しみながら、ぽつりとつぶやいた。 白石は嫌な予感がしながらも、野菜を炒め、水とルーとスパイスを入れた。 あとは煮込めば完成だ。 その間、ずっと抱きついていたあきら様もどうかと思うのだが。 「で、できましたよ?あきら様っ…あのぉぉ…」 「ん?」 「カレー…」 「ん、お疲れ。」 さ、食うか、と準備をし始めるあきら様。 慣れない手つきでよそおっているのを見て、 白石はくすりと笑った。 「あ、たれた!って白石!なに笑ってんだよ!」 「はいはい」 「ごちそうさまー」 「おくちにあいましたか…?」 「おぉ、うまかったぜ!さすがみのる~…あ。」 「?」 白石の顔をまじまじと見るあきら様。 みられている訳がわからず、きょとん、とする白石に、 ずい、と顔を近づける。 「おまえ、ご飯粒ついてるぞ?」 「え?」 ぺろり、と赤い舌が、ピンクの唇を掠める。 白いご飯粒を、攫っていった。 あきら様は壁を背にして座り込む。 おいで、と自分の間に白石を座らせ、後ろから抱きしめる。 「あったかい…」 「お前服着てないしな…もうちょっとあったかくしてやるよ。」 あきら様は自分の足で、白石の体を挟む。 白い脚の間に自分の足を突っ込み、白石の脚を開かせる。 「や、え?あきら様…?や、離してぇ!!」 動こうにも、力の差で動くことは到底できない。 小さな体がもがく間に、あきら様の手が、するりするりと下へ降りていく。 エプロンをめくると、太ももまで濡れていた。 「すっげぇ濡らしてんじゃんか…」 「やだぁっ…い、言わないで、ください…」 すべすべの太ももをなぞり、洪水を起こしているそこを、 そぉっと、指先が触れる。 ゆっくりなぞられる度に、声が漏れる。 「あ、あう…やぁっ…」 「ここが、やっぱり良いのか?」 「あぁっ!!」 目を瞑り、頭を振り乱す。 焦らされ、しかししっかりとポイントを責められる。 白石は恥ずかしさに耐えられそうになかった。 「ほら、顔見せろよ。」 強引に顔を正面に向かせる。 カラン、という金属音とともに髪留めが落ち、白石の顔を半分隠す。 そこにあったのは、姿見だった。 「エロいな、これ。」 汗ばむ額に髪が張り付き、目に茶髪がかかっている。 髪に隠れた目が、見開かれ、直ぐにぎゅっと瞑られる。 「お前、俺のこと考えてこうやってたんだろ…」 「いやっ、ち、違うっ…ん…」 「それとも、こう?」 「ひ、ひあぁぁ!」 突然、一番弱いところをひっかかれ、 今までにない位の声を上げる白石。 指の腹で押しつぶしては、爪でひっかかれる。 好きな人の声が、耳元で鳴り続ける。 「ずっとこうやってオナニーしてたんだろ?」 「や、言っちゃ、ダメぇ、あ、ひあぁあ!」 「俺に、クリトリスをいじって欲しかったんだろ?」 「あきら様ぁ…あ、あんっ…気持ち良いっ…」 「もう指だけでやばいのか?」 「言っちゃ、や、だっ…」 エプロンの中に手を滑り込ませ、柔らかい胸を鷲掴みするあきら様。 「俺に、こうして欲しかった?」 「ん、んっ…」 「俺、何て言ってた?」 心の中を読まれているようで、白石は怖くなった。 まさかこの次に言われることをも読まれているとは、 思っていなかった。 「この変態が、って?」 「ひああああぁぁ!!」 クリトリスと乳首を一気につままれ、 今までにない、高い、大きな声をあげる。 じたばたと暴れる体を押さえつけるあきら様の顔は、なんとなく楽しそうだった。 「ほら見ろよ、鏡の中のお前、良い顔してるぜ?」 「や、やぁっ!!見ないで!見ないでぇ!!」 「イカせて欲しい?」 「あ、ぅ…」 「イかせて欲しいなら、俺に頼みなよ。」 指が止まる。 はぁ、はぁ、と今まで叫んでいた分の空気を補給する音。 「私のこと…指で…」 「もっと大きな声で。」 「あ…あきら様の指で…イかせて下さい…!」 「だめ。俺のことおかずにしてるんだったら、それ先に謝ってもらわなきゃね。」 びく、と白石の体が震える。 しかし意を決したように、小声でつぶやく。 下を向いたまま、現実を見ないように。 「あきら様の指で…イカせてもらうこと、毎日考えてる変態で…ごめんなさい…」 「お前本当、淫乱だな。」 「あ、、ご、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ!!あぁぁっ!」 また指が動く。 ちゅく、ちゅぷ、といやらしい音をさせて、 そこに水溜りを作っていく。 「や、やだぁ…ひぃん…!」 「ほらみのる、見てごらん?みのるのいやらしい汁で水溜りができちゃってるぞ?」 「や、あ、あきら様、あたしっ…もう、あぁ…」 「いっちゃいそうなんだ?」 こく、と小さくうなずく。 「じゃ、みのるのイく時の顔、堪能させてもらうよ…」 「っ…みちゃ、やだ…だめ、だめぇぇっ!」 あきら様は鏡の中を凝視する。 その中に映る、自分の名前を叫ぶ人を見つめていた。 「いっちゃ、う…あ、あきら様ぁ…っ!!!」 びくん、と一度大きく痙攣して、 小さな体は、その腕の中で力を失った。 コメントフォーム 名前 コメント 白石が女?あきら様が男??? -- 名無しさん (2010-10-04 17 42 33) 楽しみ! -- 名無しさん (2010-09-29 03 04 10) 後編がどうなるのか楽しみです。 -- 名無しさん (2008-11-07 21 34 45) ただの凌辱モノみたい… -- 名無しさん (2008-01-22 16 26 56)
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白石暁(しらいしあきら) 【画像:未作成】 【文章:未作成】
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2月14日 「お疲れ様でーす」 番組の収録が終わり、みんな解散していく。 「おい、白石」 「なんすか? あきら様」 「ほらよ」 袋が白石みのるに投げつけられた。 白石が受け取ったそれは透明な袋で、中にはチョコが入っていた。 「義理チョコの余りだ。ありがたく受け取れ」 「ありがとうございます。しかし、あきら様も毎年大変ですね」 スタッフとか先輩タレントとかにせっせと義理チョコを配り歩いている小神あきらの姿を見ているだけに、白石からはそんなセリフがもれてくる。 「この業界で生きてくなら、これぐらいは浮世の義理ってやつだ」 「文字通りの義理チョコですね」 「まあな。で、今年も義理返しはあの可愛い彼女さんが作ってくれるんだろ?」 「そうなるとは思いますが」 「まあ、あの美味しい菓子が食えるなら、悪くない投資だな」 あきらは、そういうと足早に次の番組の収録現場に向かっていった。 なんだかんだいっても、あきらは人気高校生アイドル。仕事の日程はかなり詰まっている。 白石は、電車を乗り継いで、自宅であるアパートに帰ってきた。 「お帰りなさーい」 可愛い彼女、つまりは柊つかさが出迎えてくれた。 「ただいま」 部屋のテーブルの上に、夕食が並べられている。 なんつーか、既に夫婦も同然のような光景だが、一応同棲はしていない。しかし、通い妻も同然なのは確かだった(しかも、つかさの部屋はすぐ隣だ)。 問題は、つかさの方にその自覚があまりないということなのだが。 テーブルの横に、ダンボール箱が置いてあった。 「あっ、それ。今日、事務所から送られてきたみたい。チョコがいっぱい入ってたよ。白石君は、人気者だよね」 要するに、ファンからのバレンタインチョコだった。 つかさの様子に特に変わったところはない。彼女は、このようなことには寛容だった。 むしろ、白石の方が毎年戸惑っている。 あきらがある番組で盛大に暴露したせいで、白石に彼女がいる事実は、世間には周知のことだった。それなのに、毎年このようにチョコが届けられてくるのだから。 白石は、自分がことさらモテるような人間だとは思ってはいないから、なおさら戸惑うばかりであった。 ちなみに、つかさのチョコは朝一番で白石に渡され、既に白石の腹の中に収められている。つかさが料理学校で培ったスキルを惜しみなく投入したそれが、愛情のスパイス抜きでも、極上の味わいであったことはいうまでもない。 白石は、あきらからもらったチョコをテーブルの上に置いた。 「それ、あきらちゃんからもらったの?」 「ええ。義理チョコの余りだって投げつけられましたよ」 「あきらちゃん、毎年そういってるよね」 「そうっすね」 夕食のあとの食器洗いを終われば、つかさは隣の部屋へと帰っていく。 今日は、チョコが詰められたダンボールを持っていくため、白石もつきそった。 ダンボールにはあきらからもらったチョコの袋も詰め込まれ、つかさの部屋へと搬入される。 これらのチョコは、ホワイトデーの義理返しのクッキーを作る際の材料にされる運命にあった。 3月14日 「お疲れ様でーす」 番組の収録が終わり、みんな解散していく。 「あきら様」 「なんだ? 白石」 「義理返しですよ」 白石は、チョコクッキーが入った袋をあきらに手渡した。 ちなみに、ファンたちへの義理返しはメッセージカード(もちろんその内容は丁重なお断りの返事である)とともに、一斉配送されているはずだ。 あきらは、クッキーをひとつつまみ、口の中に入れた。 「うーん、口の中でとろけるぜ。料理番組に出したいぐらいだな」 「ありがとうございます」 「ホント、おまえなんかにはもったいない彼女さんだよな。この幸せ者が」 白石はひたすら照れることしかできない。 あきらは、ここで、この数年来の疑問をぶつけてみることにした。 「これの材料って、バレンタインでもらったチョコなのかよ?」 「ええ、そうっすけど」 (やっぱ、そうか。彼女さんの作ったチョコ以外のチョコは、白石の口に入ることはないわけだ。まあ、それぐらいの独占欲は当然だわな) 「それがどうかしたっすか?」 「いや、なんでもねぇよ」 (こいつは気づいてないみたいだな。この鈍感男め。やっぱ、おまえには、あの可愛い彼女さんはもったいねぇよ) そうは思っても口には出さない。 二人の仲を応援すると決めたのは、ほかならぬあきら自身だから。 数年前に、二人の交際の事実を盛大に暴露してやったのも、二人をアシストする意味があったのだった。 (案外モテるやつだからなこいつは) 「彼女さんにはお礼を伝えておいてくれ」 「分かりました」 あきらは、そういうと足早に次の番組の収録現場に向かっていった。 終わり
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暗闇の中で、ふと目が醒めた。酔いのせいか、頭が痛い。 目の前に転がる酒瓶の数々…そしてピンクのボール。 ぼ…ボール? よく目をこらしてみると、頭のようだった。 …あきら様か?いや、あきら様しかいないよな、この髪は。 しかし、見覚えのない部屋だ。何故自分がここにいるのか、検討もつかない。 カーテンはピンク色…僕の趣味じゃないし…まさか… しかしとりあえず便所に行きたくて、身を起こす。 あぁやっぱりそうだ、ここはあきら様の部屋だ。そう確信したのは、机の上の写真だった。 フレームの中の3人ーピンクの髪をした幼女と、両親と見られる大人たちが写っている。真ん中の女の子だけ、こちらを向いて幸せそうに笑っている……周りの大人は笑っていないのに。 「…ぱ…ぱ…?」 その声は寂しさを含んでいるように聞こえた。なんだ…僕と父親をダブらせたのかな… 「あ…んだ、白石…か…ふあぁ」 「お目覚めですか?あきら様?」 身を起こし、目を擦りながらこちらを見る姿は、なんとも頼りなかった。 「あ、あきら様、すみません、お手洗いはどこに」 「いっちゃダメ」 へ? いや、漏らせとおっしゃるのですかっ! 「あきらから離れちゃやだ!!」 意味がよく分からない。どういうことなんだ? 「僕は、ここに居ますよ…?」 「やだ!!そういって…どうせ…どうせ白石も居なくなるんだ!!」 あきら様が…泣いてる… ぽろぽろと大粒の涙が、次から次から頬を濡らす。 僕はあきら様に近付いた。僕はここにいるのに、何故泣くんだろう… あきら様の髪をなでてみる。さらさらしていて、気持ち良い…と、 「白石!」 「はい…?」 「あんたは、あたしの側から…離れない、よね?」 あきら様は俺を真っ直ぐに見つめる。僕に悪態つくときみたいな冷たい目線ではなく、いつになく真剣だった。 「僕は…あきら様のアシスタント、ですよ?離れるわけないじゃないで」 「番組が終わっても!!白石は離れちゃやだ!!もう…捨てられたくないよ…」 次の瞬間、あきら様は僕の腕の中にいた。あきら様の辛そうな顔を、もう見て居られなかった。 「僕は…あきら様に悲しい顔を、して欲しくないんですよ…」 「…しら…いし…?」 「僕が、あきら様のアシスタント、なんですよ?この世で唯一の。」 僕は、あきら様の頬を両手で包んだ。 はっ、とあきら様の視線が、僕のとぶつかる。 「僕は…貴女を、一生守りとおひまふ…!!」 噛んだ。 一番、一番大事なところで…!!! あぁぁぁもう見ないで、あきら様、やめてー……… 僕は恥ずかしさで沸騰しそうです。穴があったらツインドリルで掘ります。そしてそこに捨てて下さい……! 「……ばか…ばかじゃない…の…噛んでる」 そこに笑わないでー!!!もう泣きそうだよ、母さん、父さん、こんな息子でごめんなさい… ぷにゅっ 「?」 僕はまだわからなかった。 目の前にあきら様がいて。 僕はそれをぼっとみてて。 いままでにない密着感で。 それがキスだとわかった くちびると、くちびるが あ、離れた。 「白石、ありがと…」 「どういたしまして…」 「じゃ、離してあげないから」 あきら様は立ち上がり、箱の中をごそごそと… そして、その手には、赤いリボン…レースの。 「白石、小指貸して。」 言われるがままに、両手をパーにして差し出す。すると、赤いレースのリボンは、僕の左の小指に結ばれた。 「結んで?」 にっこりと微笑むあきら様につられて笑ってしまう。ダメだ、もうこの人には、勝てそうにない。 あきら様の小さくて細い指に、赤いリボンを結ぶ。 「みてみてー、運命の赤い糸~♪」 僕は笑いながら、彼女の頬にキスをした。 おわり…? コメントフォーム 名前 コメント おおぉ☆ 萌えたww -- 名無しさん (2009-05-07 06 11 09)
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ここに、14歳と18歳の男女がいる。 14歳は、小神あきらという少年だ。 ピンク髪のショートカット、ぴん、と伸びたアホ毛が特徴だ。 18歳なのは、小神あきらのアシスタント、白石みのる。少女…という歳ではないだろう。 茶髪の…いや、ここからは想像にお任せしよう。 決して考えるのが面倒なわけではない。 さて、この二人には「らっきー☆ちゃんねる」という番組がある。 もう番組開始してから1年たち、二人はすっかり番組のふいん 「説明がなげぇぇ!!」 「ひいっ!」 失礼しました。今の? いえ、なんでもないですよ?ただの、ただの 「いちいち説明がうぜぇぇぇ!!!」 「ご、ごめんなさいすいませんあきら様っ!!!」 ふと見ると、部屋の隅っこに、何を勘違いしたのか、ひまわりをつけたツインテールっこが、わなわなと震えながら座り込んでいた。 ……決して私のせいではなかろう。 「お前だよ!」 そうですか……。 「なぁ白石」 「は、はいっ、あきら様っ!」 白石と呼ばれた女の子はものすごいスピードで、あきら様の前にやってきた。 やはり白石の顔は青ざめている。 いつものことだ、仕方ない。 「今日の収録のことは、頭に入ってんだろうな。」 「は、はい…もちろん、です…」 あきら様は学ランと同じ色のズボンのポケットに親指だけ突っ込み、白石との距離を1歩ずつ詰める。 距離が縮まる度に、白石の顔がひきつっていく。 壁際に追い詰められ、身動きのとれない白石の震えが止まらない。 「とちったり噛んだりしたら……どうなるかわかってる、よな、白石さん♪」 「ひっ…!」 あごをちょい、と持ち上げて視線をあわせる。 普通なら恋人同士がすると絵になるこの動作も、この二人がすると、単なる恐喝かなにかに見える。 「ん…?」 「……?」 なにかに気付いたのか、あきら様の動きが止まる。 白石は、自分の顔の直ぐ前にあきら様の顔があるせいか、息をとめたまま、じっとしている。 「あ、あの、あきら様…?」 「お前さ、今日俺があげた香水つけてるだろ。」 「………!!」 かぁっ、という音が聞こえるのではないかと思うくらい、白石の顔がクレヨンで塗ったみたいに赤くなる。 「良い匂いする。」 「ちょっ、あ、あきら様っ?…く…くすぐったい…っ」 あきら様が、白石の肩に鼻をくっつける。 しかし匂いの元はそこではないらしく、鼻をむき出しの鎖骨にくっつけたり、首筋に、頬に、と移動する。 「ここか。」 「んっ……」 耳にたどり着いたとき、低い声で囁いた。 また白石の耳に鼻をくっつける。 と。 「ひゃんっ!」 「あ、すまん。」 勢い余ってその耳を舐めてしまったあきら様に、白石の驚く声が響く。 「耳の裏は止めたほう良いらしいぜ?」 「え…?」 「直射日光があたって、そこがしみになるかもしれないしな。」 「そ、そうなんですか…?」 ぽかん、と口をあけたままの白石が感心したように頷く。 もうちょっと他のとこに驚こうよ… 「やべ、時間だ、行くぞ、白石!」 「あ、はいっ!頑張りましょ♪」 「おう!」 ぱたぱたと駆ける二人のあとに、 微かに香水の残り香があった。 コメントフォーム 名前 コメント
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アニメ「らき☆すた」の登場人物。 原作漫画には登場しないアニメオリジナルキャラクターで、担当声優の白石稔がモデルになっている。 白石稔は「WAWAWA忘れ物~」で有名な『涼宮ハルヒ』シリーズの谷口の担当声優でもあるが、 アニメ21話でのCoCo壱のアルバイト店員というのは白石稔の実話。 主に「らき☆すた」内の1コーナー「らっきー☆ちゃんねる」で小神あきらのアシスタントを務める。 本編では泉こなたのクラスメイトであり、彼女からセバスチャンと呼ばれた。 ニコニコワールドでは原作同様、小神あきらならぬ子神あきらのアシスタントとして登場。 閣下の策略のとばっちりで経験者として樹海に行く羽目になる。 帰還後(第十二幕)にアシスタントの座を古泉一樹に奪われバーサーカーモードに。 その直後アレ子の手により別のマイリストに転送されたが、8月32日のマイリストは既に削除されており、 パーティーメンバーがマイリストを使用することで移動する待機場所にもいなかったので、どこにいるのか不明だったが、 第十九幕にてその後も一行がずっと連れてきていた(付いてきていた?)ことが判明。 コメントカラーが紫色になっていたことから、水銀党員になっているようだ。 「やはり私の目に狂いはなかった!あの力…有効に活用するには…。」とアレ子は発言していたが、有効活用されるときは来るのだろうか。 実はニコニコワールドの当初のシナリオでは、白石みのるがとかちの代わりに仲間になる予定だったのだが、 作者が「やっぱり第一幕から、このキャラはないのでは?」と却下してしまった。 関連動画 第十二幕の元ネタ